学校日記

11月19日集会から

公開日
2007/11/19
更新日
2007/11/19

学校長の言葉

本日19日(月)、久しぶりの集会を行いました。久しぶりなので、集合に多少時間はかかりましたが、その後は集中して話を聞けました。まず最初に、最近の部活動の大会と市短詩型文学祭、明るい社会づくり実践体験文の表彰伝達を行いました。2つの作品応募については、本校からたいへん多くの人が入選しました。次に、学校長から次のような話しがありました。
 今年は暑い夏が続いたためか、例年よりも遅くなって学校内の樹がようやく紅葉の真っ盛りになりました。イチョウの木は黄色く色づき、桜の木は赤っぽく色づきました。けやきは茶色と、紅葉する樹はそれぞれの色に染まってきます。色とりどりで、それぞれの色があっていいですね。イチョウの樹が黄色く染まることで、イチョウの樹らしくていいんですよ。私が子どもの頃に、家の裏に大きなイチョウの樹があって、その周りでよく遊んでいたので、黄色く色づいたイチョウの樹が子どもの頃の自分を思い出させてくれて、とてもすきなんですよ。でも紅葉と言えば、やはりもみじの樹がいいと言う人が多いですよね。だから、香嵐渓とか京都の古いお寺にはたくさんの人が見に出かけます。それはそれでいいのですよ。もみじの赤が好き、イチョウの黄色が好き、どちらでもいいのです。自分の心が決めることです。
 ところで、職員室前の廊下には、読書週間の時から先生方の薦める本が掲示してあります。私は、大好きな詩人である相田みつをさんの本を紹介しました。その相田さんの詩に「梅の木に梅の実 柿の木に柿の実 それでよいのです」と言う詩があります。私が、黄色く色づいたイチョウの樹を見て、自分の子どもの頃を思い出して幸せを感じることができる。自分だけの幸せかもしれないけれど、自分で感じることだからいいのだと思う。相田さんは言いました。「しあわせは いつも 自分の心がきめる」のだと。

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