学校日記

YANAレポート 第5号

公開日
2007/08/26
更新日
2007/08/26

yanaレポート

 アフリカ・マラウィの梁先生から、第5号が届きました。8月20日に3学期が始まり、正式に授業を始めたそうです。担当する教科はForm1(日本の中3くらい)とForm3(日本の高1くらい)のPhysical Science(物理化学)とForm1のMathematics(数学)だそうです。
 なお、梁先生への質問を募集しています。学校(tobu-j@kasugai.ed.jp)まで、メールで送ってください。

<YANAレポート 第5号 2007.8.25>
 みなさん、暑さに負けていないですか?日本はものすごく暑いと聞いています。夏休みももう終わりですが、どこかへ旅行に出かけましたか?その時に何に乗って移動しましたか?自転車?車?バス?電車?飛行機?日本であればそのあたりでしょうか?今回はマラウイで手軽で、安いポピュラーな乗り物について紹介しましょう!
 それは「ミニバス」です。大きさとしてはボックスワゴン(救急車くらいの大きさの車)を考えてください。中には2人がけのシートが3列並んでいます。単純に考えると補助席を合わせて11人が乗れる車ですね。しかし!ミニバスは違います!2人がけシート+補助席のところに4人座ります。11人乗りの車に18人くらい乗ります。ギュウギュウ詰めです。身動きとれないです。
 日本のバスや電車はとても優秀です。なぜなら時刻表があって、ほぼ時間通りに出発します。マラウイのミニバスには時刻表というものは一切ありません。席が埋まったら出発です。席が埋まらなければ何時間でも出発しません。ひたすら待つのです。
 バス停はありませんが、ミニバス乗り場に行けば乗れます。乗り場には物売りの人も多くいて、お菓子やパンを売っていたりします。中には靴下や歯磨き粉を売っている人もいます。
 ミニバスは物資を運ぶ一つの手段にもなります。地方行きのミニバスに乗ると、トランクには大きな荷物が乗っています。首都に向かうミニバスに乗ったとき、生きた鶏が乗っていたこともありました。
 マラウイの車は日本の車と同じで右側にハンドルがあります。このため、(ミニバスだけではありませんが)日本から入ってきている中古車が多く見られます。ミニバスを見ると日本語でその車が使われていた会社の名前が書かれていたりします。ミニバスはかなり古いものが多く、中はボロボロ。道は整備されていないことも多いので、窓ガラスはひびが入っているほうが当たり前のような感覚です。
 僕の住むチテゼまでは首都から約15kmくらいのところにあります。ミニバスでは30分くらいで着きます。そして、この距離を走ってMK100(80円くらい)なのです。安いです。マラウイでの移動はミニバスで!(長距離バスやタクシーなどもあります。)

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